陸上、山下らを東京五輪へ強化 海外へ積極派遣

 日本陸連は9日、2020年東京五輪で活躍が期待される「ダイヤモンドアスリート」に男子短距離で南京ユース五輪代表の山下潤(福島高)や世界ジュニア選手権代表の北川貴理(福井・敦賀高)、国体少年B100メートル優勝のハキーム・サニブラウン(東京・城西高)ら男女11選手を指定し、発表した。

 各地からの推薦をもとに、将来性を重視して14~18歳の選手を選んだ。海外遠征へ積極的に派遣し、外国人コーチの指導を受けることで語学力の向上にも力を入れる。現在の専門種目以外の適性も見極める方針で、山崎一彦強化副委員長は「能力を最大限に生かしてほしい」と期待した。

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