上位陣全員安泰 初日懸賞は計130本
「大相撲初場所初日」(11日、両国国技館)
3横綱3大関が全員白星発進した。これは2横綱4大関が安泰だった2013年9月場所以来となる。
単独で史上最多となる33回目の優勝を目指す横綱白鵬は、結びの一番で小結栃煌山を突き落としで破った。
ほかの2横綱、日馬富士は前頭筆頭栃の心を送り出しで、鶴竜は小結高安を突き落としで下した。
稀勢の里、琴奨菊、豪栄道の3大関もそれぞれ白星発進。稀勢の里は宝富士を、カド番の琴奨菊も照ノ富士を寄り切った。同じくカド番の豪栄道は勢を寄り切った。
東前頭3枚目の遠藤と関脇逸ノ城があたる注目の顔合わせは、遠藤が寄り切りで勝利した。
遠藤と逸ノ城の対戦には22本の懸賞金がかかり、白鵬の一番には上限の50本がかかるなど、この日は初日としては史上最多の合計130本の懸賞金がかけられた。