２月２２日に行われる東京マラソンで初マラソンに挑戦する服部勇馬（２１）＝東洋大＝が３日、埼玉県川越市内のキャンパスで公開練習を行った。

　服部は昨年の２月に熊日３０キロで日本学生記録を樹立。今年の箱根駅伝では、村山謙太（駒大）ら各大学のエースが集った２区で区間賞を獲得した、学生長距離界を引っ張る存在だ。マラソン挑戦の理由について服部は「２０２０年の東京五輪でマラソンでメダルを獲ることが最大の目標。最終目標から逆算して今年からやろうと決断した」と、明かした。

　現在は右アキレス腱に違和感があり、ジョギングなどで調整しているというが「出場する気持ちは切れていない。数字的な目標は２時間１０分を切ること」と、話した。

　男子マラソンの日本学生記録、初マラソン日本最高記録は０３年に藤原正和（当時中大）がマークした２時間８分１２秒となっている。