日本陸連 今井の快走を絶賛
「東京マラソン」(22日、東京都庁~東京ビッグサイト、42・195キロ)
15年世界選手権(8月・北京)の代表選考会を兼ねて行われ、日本勢では今井正人(30)=トヨタ自動車九州=が、日本歴代6位となる2時間7分39秒で日本人トップの7位に入り、代表入りに“当確”ランプを灯した。
“元祖山の神”の快走を日本陸上連盟の幹部も大絶賛だ。尾縣専務理事は「やっと彼の練習の成果を出してくれた。ただ、これは我々にとってきっかけ。さらに飛躍するためのきっかけを作ってくれた」と喜べば、酒井強化副委員長も「世界のトップのメンバーに最後まで絡んでいった。非常に評価できる。世界と勝負するための1歩を踏み出してくれた」と、絶賛した。
宗猛男子マラソン部長は「データを見ると、今井は暑さに強い。(夏の)世界選手権を走ってもらわないと困ると思っていた」と話し、実質的な“当確”のお墨付きを出した。