今井 一夜明けて反響にびっくり
東京マラソンで日本歴代6位となる2時間7分39秒の好タイムで日本人トップの7位に入り、世界選手権(8月・中国、北京)代表入りに“当確”ランプを灯した今井正人(30)=トヨタ自動車九州=が23日、快走から一夜明け、喜びを語った。
声が枯れていた今井は「お察しください」と笑顔。前夜は関係者、知人らと祝杯をあげ「お酒もほどほどに。今までは悔しいマラソンしかなかった。大きく一歩前進した気持ちがある」と、充実感をにじませた。
お祝いの連絡もひっきりなしのようで、無料通話アプリのLINEのメッセージが約200件、メールも100件届き「すごくたくさん頂いて、返信できてない状態。箱根の時も多かったですけど」と、“山の神”と呼ばれた順大時代以来の反響に驚いた様子だった。
8月の世界選手権に向け今春のトラックシーズンで、マラソン終盤でのギアチェンジに生かすスピードを磨く。「(好走が)1本だけでは評価されない。次が大事になる」と、気持ちを引き締めた。