錦織4強 世界4位へあと1勝!

 男子シングルス準々決勝で勝利し、ガッツポーズする錦織圭=アカプルコ(共同)
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 「テニス メキシコ・オープン 男子シングルス準々決勝」(26日、メキシコ・アカプルコ)

 第1シードの錦織圭(25)=日清食品、世界ランク5位=が、第5シードのアレクサンドル・ドルゴポロフ(26)=ウクライナ、同33位=に6-4、6-4で勝利し、準決勝進出を決めた。

 錦織は試合最初のゲームをいきなりブレークするなどして第1セットを奪うと、第2セットも先にブレーク。その後もリードを許さずに試合を決めた。

 次戦の準決勝は、3連覇したメンフィス・オープンの決勝でも対戦した第4シードのケビン・アンダーソン(28)=南アフリカ、同15位=とあたる。対戦成績は錦織の1勝0敗。

 この準決勝が世界ランキングの上では重要な意味を持つ。現在3位のアンディ・マリー(イギリス)が、別大会のドバイ・テニス選手権準々決勝で敗退し、ランキングポイントを5370まで落とす。5205ポイントだった錦織は、今大会のメキシコ・オープンで決勝進出を果たせば210ポイントを上積みし、5415ポイントとなるため、自己最高位を更新する4位が確定する。ただ、錦織自身は、シーズン途中の世界ランクをあまり気にしないとする趣旨の発言を、自身のブログでしている。

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