大相撲の横綱白鵬が２７日、自身のブログを更新した。初場所で単独史上最多となる通算３３回目の優勝を果たし、審判部を批判する発言をした後では最初の更新となった。

　夕方に更新された後、いったん記事が削除された。その後、午後９時を過ぎてから再度掲載された。

　「みなさんこんばんは私です」から書き出した白鵬は「みなさんも待っていてくれたと思いますし、私もみなさんにブログを書くことができうれしいです」と続けた。

　さらに３３度目の優勝を決めたことを改めて報告。「３３回の優勝ははやく優勝したい、大鵬関に真の恩返しがしたい、と肩を並んで恩返しと九州場所では言いましたが、相撲界では稽古をつけてくれ、かわいがってくれた先輩に勝つことが恩返しであります。（中略）全勝優勝というのはこんなにきつかったかなと改めておもいました」と振り返った。

　また「平成１９年から精神一到を全うし、１日も休む事無く８年間地方巡業も休まず、務める事ができているのは私の後ろを支える妻が居なければ、できないことであったと思います」と紗代子夫人への感謝の思いもつづった。

　最初に掲載された記事にも、差し替わった記事にも、審判部に対しての発言について、言及はなかった。