「テニス　メキシコ・オープン　男子シングルス決勝」（２８日、メキシコ・アカプルコ）

　第１シードの錦織圭（２５）＝日清食品、世界ランク５位＝はダビド・フェレール（３２）＝スペイン、同９位＝と対戦し、３－６、５－７で敗れた。２月のメンフィス・オープンに続く２大会連続優勝はならなかった。一方のフェレールはリオ・オープンに続く２大会連続優勝となった。

　最近では５連勝中の相手だったが、第１セットは第４ゲームで先にブレークを許した。第７ゲームでブレークしかえしたものの、直後の第８ゲームで再び相手にブレークされ追いつけず。その後、フェレールにサービスゲームをキープされ、このセットを落とした。

　第２セットも第１ゲームをいきなりブレークされてしまう苦しい展開。錦織も３度ブレークしたものの、直後のゲームを落とし、悪い流れを止められなかった。

　錦織は週明け発表の世界ランキングで自己最高を更新する４位に浮上することが確定している。優勝すれば３位になる可能性もあった。