山の神も人の子…青学・神野全治3週間

 1月の箱根駅伝で5区を走り、青学大の初優勝に大きく貢献した「3代目・山の神」こと神野大地(3年)が、右足大腿(だいたい)骨に炎症を起こしていたことが1日、分かった。この日、出場予定だった日本学生ハーフマラソン(東京)を欠場し、原晋監督(47)が明らかにした。全治3週間とみられる。

 “山の神”も人の子だった。2月5~15日に宮崎で行った合宿中に右足に異変を訴え、帰京後にMRI検査で疲労骨折が判明した。2週間前から休養しており、3月9日に医師が最終確認した後、練習に復帰する見込みだ。

 指揮官は「1、2月とマスコミに追われテンションが上がって、自分の体の異変に気づかなかったのかもしれない」と、注目度が増す中でコンディションを保つ難しさを口にした。

 神野は来年の東京マラソンへの挑戦を表明しているが、今後のレースプランに変更はない。「ケガなく練習することは不可能。ギリギリの練習をやって、世界を目指していく」と指揮官。来月にも、世田谷で行われる記録会で実戦復帰する予定だ。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

スポーツ最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(スポーツ)

    話題の写真ランキング

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス