クルム伊達 肘痛で悲痛ブログ
女子テニスのクルム伊達公子(44)が肘痛に苦しんでいる。6日に更新したブログで、4日の練習中に腱鞘炎を発症したことを明かした。
肘と右肩の痛みでメキシコ・モンテレーでの大会を欠場し、アメリカ・カリフォルニア州で治療とトレーニングを行っていた。4日にテニスの練習を再開し、約20分ほどトラブルなく過ぎた後に「打った瞬間激痛が!そのまま練習はストップ」という事態になってしまった。
医者を探しMRI(磁気共鳴画像装置)による検査を受けた結果、腱鞘炎だったことが判明。5日に再び診察を受けたが大きな問題がなかったため、ステロイド注射による治療を受けた。
この報告をしたブログの「涙…」という記事タイトルに伊達のやるせない思いが込められている。次戦は同州内インディアンウェルズでの大会に出場予定の伊達は「IndianWellsに着いたら肘の状態をチェックするためコートへ行ってみます」、「どうか注射の効果がありますように… 痛みから解放されてテニスがしたい!試合がしたい!」と切実な思いをつづった。