陸連新理事にハンマー投げ室伏 現役選手で異例

 日本陸連は12日、男子ハンマー投げの室伏広治(40)=ミズノ=が6月の役員改選で理事に就任することを発表した。任期は2年。11日の評議員会で新役員を内定し、6月17日の評議員会で正式に決まる。横川浩会長(67)や元女子マラソンの高橋尚子理事(42)らは留任となる。

 陸上の現役選手の理事就任は近年では異例だが、1968年メキシコ五輪男子ハンマー投げ4位で72年ミュンヘン五輪にも出場した菅原武男氏が69年に30歳で理事に指名された例がある。

 2004年アテネ五輪王者の室伏は、20年東京五輪・パラリンピック組織委員会の理事も務めている。

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