森会長、23日に肺がん手術 五輪組織委会長は続投

 2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会会長の森喜朗元首相(77)は30日、東京・虎ノ門ヒルズで行われた組織委理事会の冒頭のあいさつで「左の肺にがんがあり、これを完全に除去した」と、23日に肺がんの除去手術を受けたことを明らかにした。会長職を続ける意向も示した。

 つえをついて現れた森会長は「ただいま病院から来た」と説明。今後について「やせ我慢かもしれないが、ご心配がないよう、つつがなく引き続き努力していきたい」と述べた。理事会終了後、報道陣には「見た通り元気。悪いものは取ってしまえばいい。もう完璧だ」と回復ぶりを強調した。

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