シンクロ女子に井村イズム浸透

 水泳の世界選手権(7月開幕・ロシア、カザン)に挑むシンクロナイズドスイミング女子代表が1日、都内で公開練習を行った。

 コーチ復帰2年目となる井村雅代ヘッドコーチ(64)は「去年とは雲泥の差。日本語が通じるようになってきた。去年のW杯で表彰台に上がってメダルが見えたと思う。見えたのなら行くべき。メダルを獲らせてやりたい」と4大会ぶりのメダルへ、井村節で手応えを語った。

 デュエットの乾友紀子(井村シンクロク)、三井梨紗子(東京シンクロク)も「去年は何のために練習をやっているのか分からなくて、メニューについていくのが精一杯だったけど、今はこれが足りないから、必要だからと理解して練習できるようになった。先生から求められていることが分かるようになった」(乾)というように、井村イズムは着実に浸透している模様だ。

 「メダリストにしてやりたい。それがリオ五輪に繋がる。日本のシンクロにとって、今年は正念場」と、井村コーチ。かつての“お家芸”が復活のきっかけをつかむか。

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