今夏の世界選手権(カザニ=ロシア)に出場するシンクロナイズドスイミング女子日本代表が1日、東京都内で練習を報道陣に公開し、テンポの速い和風のオリジナル曲に乗せたチームのテクニカルルーティン(TR)を披露した。
歌舞伎を模した動きも取り入れ、日本らしさを前面に出す。張りのある声で指示を飛ばし続けた井村雅代ヘッドコーチは「日本の復活に懸ける思いを表現したい。元気良く攻め続ける」と語り、主将の乾友紀子(井村シンクロク)は「こういう曲は初めてだが、乗りやすい。力を出せる音楽」と手応えを口にした。
3月に2選手が代表を辞退、当面補充はせず、10人で戦う。