バッハ会長、年俸2千9百万円 IOCが役員報酬公表
【ロンドン共同】国際オリンピック委員会(IOC)は2日に公表した役員報酬規定で、バッハ会長の年間報酬が定額の22万5千ユーロ(約2900万円)であることを明らかにした。日当は受け取らない。昨年12月に承認した中長期改革「五輪アジェンダ2020」の一環で、IOCが率先して透明性のある組織運営の手本を示した。
100人を超えるIOC委員には年間7千ドル(約84万円)のほか、会議の際に450ドルの日当が支払われる。マーケティング委員長を務める日本オリンピック委員会(JOC)の竹田恒和会長のような委員会のトップや、IOC理事の日当は倍の900ドルとなる。