バレーボールのプレミアリーグは5日、東京体育館で男子決勝が行われ、レギュラーシーズン1位のJTが3-0で同2位のサントリーを下し、1967年に始まった旧日本リーグ時代を通じて初優勝を果たした。
JTは第1セットをブラジル出身の主砲ビソットや主将の越川らのスパイクで41-39と競り勝った。続く2セットも連取した。
JTは31年、大蔵省広島専売局排球部として創部され、72年ミュンヘン五輪で日本の金メダル獲得に貢献した名セッターの故猫田勝敏氏ら多くの名選手を輩出した。日本リーグから通算して下部への降格が一度もないが、これまでリーグの最高成績は2位だった。