陸上・土井杏南 桐生くんに負けない!

9カ月ぶりの復帰戦に臨んだ土井杏南=上尾運動公園
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 陸上女子短距離のロンドン五輪代表、土井杏南=あんな(19)=大東大=が12日、埼玉県内で行われた春季記録会の100メートルで約9カ月ぶりの実戦に臨み、全体のトップタイムとなる11秒63(追い風0・4メートル)をマークした。

 来年の成人式に向けて伸ばしているという髪をポニーテールにして、さっそうと駆け抜けた。昨夏に左太もも裏を痛め、仁川アジア大会を欠場。巻き返しを期す今季初戦を無事に終え「すごく久々で力んでしまった部分はあるけど、やっぱり走れるっていいですね」と、笑顔。11秒63は、シーズンの初戦としてはこれまでで最高のタイムだという。

 男子では先日、同級生の桐生祥秀(東洋大)が追い風参考ながら9秒87をマーク。「速いし、凄い。『おめでとう』って連絡したら『おう』って感じでしたけど」と感心しながらも、同時に負けていられないという思いも芽生えた。「同い年の友達があれだけやってる。自分もやらないとと思います。“女子もやってやる”ってところを見せたい」と、桐生も出場する次戦の織田記念国際(4月18・19日、広島)へ意気込んだ。

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