宮原3位、村上6位 日本は銅メダル

 「フィギュア世界国別対抗戦」(18日、国立代々木競技場)

 女子とペアのフリーが行われ、2大会ぶり2度目の優勝を狙った日本は4種目の順位点合計103点で2大会連続の銅メダルを獲得した。米国が110点で2年連続3度目の優勝を果たし、2位は109点のロシアだった。19日にはエキシビションが行われる。

 女子フリーは、世界選手権(中国・上海)銀メダルの宮原知子(17)=大阪・関大高=が自己最高得点129・12点をマークして3位。村上佳菜子(20)=中京大=は113・32点で6位となった。

 いつもは、はにかみがちの宮原が演技を終えると、大きな声援を送ってくれた男子シングルの羽生結弦(ANA)、無良崇人(HIROTA)ら日本チームの仲間に向かって笑顔でガッツポーズを見せた。

 「少し緊張したんですけど、ショート(SP)で失敗した分、フリーは頑張らないと、と思っていた。フリーで貢献できて良かった。すごく楽しい試合でした」。16日のSPは6位に終わったが、この日は後半にダブルアクセル-トリプルトーループの連続ジャンプを決めるなど会心の演技を披露した。

 一方の村上は、演技直後に両手を合わせ、チームメートに「ごめんなさい」の表情。トリプルループがダブルに、トリプルフリップがシングルになるなどミスが出たが、それでも「すごく不調で全ミスするんじゃないかっていう思いもあったけど、そこまでいかなくて良かった。悔しい思いをしているが、来シーズンに向けてここからがスタート。気持ち良くできるんじゃないかと思います」と前向きだった。

 ペアのフリーで、古賀亜美(オリオンク)フランシス・ブードロー・オデ(カナダ)組は88・42点で6位だった。

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