白井健三 大学生初戦へ「自信を持って」
「体操全日本選手権」(24日開幕、代々木第一体育館)
体操の13年世界選手権種目別床金メダリストの白井健三(18)=日体大=が23日、世界選手権代表選考会を兼ねる全日本選手権の公式会見に臨んだ。
4月に日体大に進学。「周りからは『まだ似合わないな』といわれる」というまだ着慣れないピンクのジャージーで会見に出席した白井は、大学生初戦に向け「自分の演技ができれば結果はついてくると思う。結果は考えず、自分の満足できる演技をしたい」と、笑顔で意気込んだ。
昨年大会では16位。床、跳馬のスペシャリストとして、すでに世界大会を経験しているが、6種目で争う個人総合でも徐々に力をつけてきている。「個人総合も徐々にできるようになってきた。『床、跳馬の白井』を少しずつ変えていきたい」と、さらなる躍進を誓った。