中3みうみまコンビ 世界卓球へ出発
卓球の日本代表が24日、世界選手権(26日開幕、中国・蘇州)に向けて羽田から出発した。女子シングルスとダブルスで初出場する平野美宇(15)=エリートアカデミー=と伊藤美誠(14)=スターツ=の中学3年生コンビは、大舞台に向けて気合を入れた。
「会場が暗いイメージなので緊張する」と話す平野だが、「いつでも寝られるので(出発前夜も)よく寝られました」と平常運転。伊藤も「初めてなので楽しみ」と、初の大舞台に気負う様子はない。
昨年のワールドツアーグランドファイナル覇者ペアは、遠征にも慣れっこだ。「シャンプーとリンスを持ってきました。ホテルのだとパサパサになるので」と伊藤。平野は「お菓子がないと死んじゃう」と勝利への“必需品”を明かした。
3月のドイツオープンでシングルス最年少優勝を果たした伊藤は、シングルス、ダブルスともに上位を狙う。「昨年の団体戦(女子は銀メダル)では感動させてもらったので、今度は自分が感動を与えられるように」と、力を込めた。