錦織 バルセロナOP2連覇へあと2勝
「バルセロナ・オープン・テニス、準々決勝」(24日、バルセロナ)
2連覇を狙う世界ランキング5位の第1シード、錦織圭(25)=日清食品=が、同16位の第7シード、ロベルト・バウティスタ(27)=スペイン=を6-2、3-6、6-1で下し、準決勝に進んだ。25日の準決勝では世界ランク28位の第14シード、マルティン・クリザン(スロバキア)と対戦する。
錦織は第1セット第1ゲームでいきなりブレークに成功すると、第2ゲームも第1ゲーム同様、全く相手にポイントを与えずにキープ。第7ゲームもブレークし、ファーストサーブ確率84%と安定したサーブ、ストロークで押しきって第1セットを奪ったが、ファーストサーブの確率が46%に落ちた第2セットは相手の強打に苦しんで失った。
最終セットは持ち前の力強く深いショットを取り戻し、第4ゲームをブレークすると、そのまま付け入るスキを与えなかった。
最後の3ゲームはバウティスタに全くポイントを渡さず、貫禄勝ち。2連覇へあと2勝とした錦織は、淡々とした様子でコートを後にした。