錦織準決勝はマレーと クレー初対決
「テニス マドリード・オープン」(8日、スペイン・マドリード)
男子シングルス第4シードの錦織圭(25)=日清食品、世界ランク5位=が準々決勝で第7シードのダビド・フェレール(スペイン、同8位)を6-4、6-2で下し、準優勝した昨年に続き、2年連続のベスト4進出を果たした。準決勝では第2シードのアンディ・マレー(英国)=同3位=と対戦する。
マレーとは過去4戦し1勝3敗。昨年のツアーファイナルズで初勝利を挙げ、準決勝進出につなげたのは記憶に新しい。過去の試合はすべてハードコートのもので、クレー(土)コートでは初対戦となる。
マレーはジョコビッチ(今大会は欠場)、フェデラー(今大会はすでに敗退)、ナダルと並び「ビッグ4」と称される選手。昨年まではクレーコートでの優勝がなく、やや苦手にしていた。ただ、今季は4月末から5月にかけて行われたドイツ・ミュンヘンでのBMWオープンで自身初めてのクレーコートでの優勝を果たした。通算では32勝目。