川内「復活印象付ける」仙台国際ハーフ
陸上の仙台国際ハーフマラソン(10日)の前日会見が9日、仙台市内で行われ、8月の世界選手権(中国、北京)代表の前田彩里(23)=ダイハツ=、重友梨佐(27)=天満屋=、藤原正和(34)=ホンダ=、最強市民ランナーの川内優輝(28)=埼玉県庁=らが出席した。
招待選手だったアテネ五輪金メダリストの野口みずき(36)=シスメックス=は体調不良のため、欠場が発表された。
3月の名古屋ウィメンズで日本歴代8位の2時間22分48秒をマークし、女子マラソン界の新ヒロイン候補となった前田は、同レースでの転倒で左手首を骨折したこともあり、その後、1カ月ほどオフ。練習再開したのは2週間前で「明日は今の状況を把握して、世界選手権に向けて調子を上げていくレース。タイムはあまり考えず、ケガをせずに完走できたら」と、調整段階を強調した。
ゴールデンウィークに愛媛、埼玉、北海道で3日連続ハーフマラソンに出場し、3大会連続優勝した川内は「昨年末に左足首をねんざした影響でいい練習、レースができていなかった。ここで確実に63分台で走って、復活を印象づけたい」と、力を込めた。