強行出場の遠藤が初の大銀杏
2枚
「大相撲夏場所・初日」(10日、両国国技館)
西前頭9枚目の遠藤(24)=追手風=は東前頭10枚目の勢に突き落としで敗れ、黒星スタートとなった。
左膝を痛めているものの、出場に踏み切った遠藤は初めて大銀杏(おおいちょう)を結って土俵に立ったが、勢に押されて後退。右から突き落とされると踏ん張りきれず横転した。
支度部屋では目を閉じて無言。帰り際に「声援は力になるか?」と問われて、「そうですね」と答えただけだった。
北の湖理事長は「まだ治りきっていないのかな。もう何番か見ないと」と、立て直しに期待した。