福原愛 雪辱誓った「チャンス逃さない」
卓球の福原愛(26)=ANA=が11日、自身のブログを更新。女子シングルスで2回戦敗退した世界選手権(中国・蘇州)を振り返り、悔しさとともに雪辱への強い思いを記した。
福原は、第8シードで臨んだ女子シングルスの2回戦で伏兵のタチアナ・ビレンコ(ウクライナ)に逆転負け。無念さを抱えて帰国したのは4日のことだったが、「帰国しました。」のタイトルでの更新は、この日までかかった。
「更新が遅くなってしまい申し訳ありません。 先日、無事に世界選手権から帰国いたしました!」とファン向けた文章は、自身の思いを率直に表したものだった。
大会直前合宿ではいい練習ができ、好調さを保って蘇州入り。多くの応援メッセージも届いていていたそうで「メダルを獲り感謝の気持ちをお伝えしたいと考えていたのでとても悔しいです。 今はとても心苦しいですが、この先の結果でお返しできる日が来ると信じて、まい進していきます。」と、呼びかけた。
続けて、自らを励ますようにつづった。「これまでずっと、ピンチのあとには大きなチャンスがありました。 怪我をしたときも挫けそうなときも、あきらめなければ巡ってきました。 チャンスは準備をした者にしか掴めないとききます。 しっかり準備して次のチャンスを逃さないよう、がんばります。」
ブログには早速、「怪我を乗り越えての大きな試合。一歩一歩前へ前へ。必ず愛ちゃんの努力が実る日が来ます」「この経験を活かす為に次の試合がある」「こころ苦しいなんて思わないで下さい」などと、温かいコメントが多数寄せられた。