左膝負傷の遠藤が初日から5連敗
「大相撲夏場所・5日目」(14日、両国国技館)
前頭9枚目の遠藤がきめ出しで臥牙丸に敗れ、初日から5連敗となった。臥牙丸は連勝で2勝3敗とした。
立ち合いで思いきって踏み込んだ遠藤。右のまわしを取りにいったが、これをかわされ、もう一度取りにいったところをきめ出された。
遠藤は3月の春場所5日目の松鳳山戦で、土俵際でもつれた際に相手の体重が左膝に乗っかかって負傷。「左膝前十字じん帯損傷、左膝外側半月板損傷で2カ月の加療を要する」と診断された。
春巡業を全休し、夏場所出場も微妙だったが、懸命なリハビリを経て出場にこぎつけた。しかし左足をかばうような場面もあり、本来の動きは取り戻せていないようで5連敗となった。