桐生 100メートル10秒37で決勝へ

男子100M準決勝を1位通過した桐生祥秀=日産スタジアム
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 「陸上・関東学生対校選手権 第2日」(15日・日産スタジアム)

 男子100メートル準決勝が行われ、日本人初の公認9秒台の期待が懸かる桐生祥秀(19)=東洋大=は、10秒37(向かい風0・1メートル)で2組1位、全体3位で決勝進出を決めた。全体1位はケンブリッジ飛鳥(日大)で10秒32だった。

 桐生は準決勝も最後は流しながらのレースで着実に決勝へ駒を進めた。夢の公認9秒台へ「タイムを狙って出たことはないので、レースに集中するだけ。あとは気持ち」。

 決勝には4月の織田記念の100メートルで敗れたケンブリッジ、200メートルで負けた橋元晃志(早大)も進出している。桐生は「(2人に)リベンジの思いはある」と言い放っているだけに、決勝では連覇、そして公認9秒台へ注目が集まる。

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