魁聖悔し2敗目…「もう少し押せば」
2枚
「大相撲夏場所・12日目」(21日、両国国技館)
白鵬とともに1敗で首位につけていた前頭11枚目の魁聖が同6枚目の碧山にすくい投げで敗れ、痛恨の2敗目を喫した。碧山は8勝目を挙げて勝ち越しを決めた。
大型対決は左四つ同士から上手投げを打ち合う力のこもった展開に。一度は土俵際でこらえた魁聖だったが、上手投げにいこうとしたところを切り替えされた。荒い息で引き揚げてきた魁聖は「もう少し押せば良かった」とだけ話した。
3場所ぶりの勝ち越しを決めた碧山も息も絶え絶えの様子で「まあ…うれしいです。勝って良かったです。今場所は前に出てるのがいい」と、うれしそうだった。