白鵬がただ1人2敗 14日目にもVか

琴奨菊(右)を上手投げで下した白鵬=両国国技館(撮影・開出 牧)
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 「大相撲夏場所・13日目」(22日、両国国技館)

 横綱白鵬(30)=宮城野=が大関琴奨菊を上手投げで破り、ただ1人2敗(11勝)で優勝争いの単独トップに立った。

 白鵬は立ち合いで相手の前回しに手をかけると、休む間もなく左からの投げを打ち琴奨菊を土俵の上に転がした。

 13日目を終わって白鵬が2敗でリード。関脇照ノ富士と平幕の魁聖、勢の3人が3敗で追う展開となった。14日目(23日)に3敗の3力士が敗れて白鵬が勝つと、白鵬が史上初となる2度目の7連覇と、通算35度目の優勝が決定する。

 この日は12日まで白鵬と2敗で並んでいた魁聖が黒星を喫し、3敗だった照ノ富士と勢は勝ったが、大関稀勢の里、平幕の高安、隠岐の海、嘉風が黒星を喫して後退した。

【14日目の主な取組】

栃の心-魁聖(3敗)

逸ノ城-勢(3敗)

妙義龍-照ノ富士(3敗)

稀勢の里-白鵬(2敗)

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