朝青龍氏、照ノ富士祝福も大関陣に苦言
「大相撲夏場所・千秋楽」(24日、両国国技館)
東関脇の照ノ富士(23)=伊勢ケ浜=が、悲願の初優勝を果たした。元横綱・朝青龍氏(34)は、優勝決定の直後、自身のツイッターを更新。「涙出ちゃった!!」と照ノ富士を祝福するとともに、ふがいない大関陣に苦言を呈した。
朝青龍氏は、表彰式に臨む照ノ富士が映ったテレビの画面写真を掲載し、「涙出ちゃった!!懐かしいよ~!!俺にもうあった!!」と、自身の現役当時を思い出した様子で、快挙を達成したモンゴルの後輩を祝った。
また同時に、「てるのふじの相撲見ると今大関人たち恥ずかしい!!」「朝青龍が大関昇進の時、盤石な大関人がいました!」とツイート。照ノ富士を止められず、新三役から2場所で大関昇進を許してしまった大関陣に苦言を呈した。
朝青龍氏は2002年名古屋場所で優勝争いに参加し、12勝3敗で大関昇進を決めた。当時は千代大海、魁皇、栃東、武双山の4大関時代で、朝青龍が昇進を決めた場所も千代大海が優勝するなど、実力派がそろっていた。一方、現在の3大関は、いずれも幕内優勝経験がない。(ツイッターの文言は原文ママ)