陸連、千葉駅伝の開催打ち切り 国際大会増など理由
日本陸連は28日、千葉県や千葉市などと共催してきた国際千葉駅伝を終了すると発表した。11月に予定されていた大会は実施せず、昨年の第26回大会が最後となる。国際大会の増加で有力選手の参加が難しくなったことなどが理由。
国際千葉駅伝は1988年に始まり、第1回大会はマラソンの瀬古利彦氏の引退レースとなった。第18回まで男女別に争われ、2007年に国際レベルの大会では世界初の男女混合レースに一新された。貴重な国際大会として選手の強化や育成に貢献してきたが、日本陸連の尾県貢専務理事は「世界がより身近になり、強化の面でもその役割を終えた」と話した。