重量挙げ三宅2位…V逸は02年以来
重量挙げの世界選手権(11月、アメリカ)代表選考会を兼ねた全日本選手権が12日、福島県いわき市で開幕し、女子53キロ級ではロンドン五輪代表の八木かなえ(22)=ALSOK=が、スナッチ81キロ、ジャーク110キロのトータル191キロで3年ぶり2回目の優勝を果たした。ロンドン五輪48キロ級銀メダルの三宅宏実(いちご)はトータル190キロで2位だった。
三宅は棄権を除いて優勝を逃すのは02年以来。「結果は出なかったけど満足している」と納得の表情を見せた。
昨年末に腰椎を故障し満足な練習を積めず、「毎日朝が来るのが怖かった」と明かした。苦しい時期を思い出し感極まる場面もあったが、「これから挽回する」と、五輪に向けて再スタートを誓った。