東京五輪、オフィシャルパートナー契約
20年東京五輪・パラリンピック組織委員会は15日、全日空、日本航空とオフィシャルパートナー契約を締結したと発表した。本来同五輪のスポンサーシップは「1業種1社」を原則としているが、国際オリンピック委員会との協議により、特例で2社共存が実現した。
組織委員会の森喜朗会長(77)は「JALとANAが仲良くそろっている。あまりないことです。これが五輪の良さ、オールニッポンの良さだと思う。華やかですよね。ANAの青とJALの赤。素晴らしい色合い。JALとANA、ANAとJAL。呼び方もずいぶん気を使ってるんですよ。オールジャパンの象徴になる」と、上機嫌にスピーチした。
「1社の方が広告価値はあるんだろうが、エアラインは国際的にも重要な役割がある。両社が五輪という大きな大義の中で決断してくれた」。新国立の建設問題で文科省の下村大臣と東京都の舛添知事が対立状態にあるだけに、見習って欲しいといわんばかりだった。