体操アフロ亀山、世界選手権代表へ闘志
体操の世界選手権代表最終選考会となる全日本種目別選手権(20日開幕・代々木第一体育館)の公式練習が18日、試合会場で行われ、13年世界選手権種目別あん馬金メダリストの亀山耕平(26)=徳洲会=が、3大会連続の世界代表入りへ闘志をたぎらせた。
「勝負どころ。自分の演技ができれば優勝できるし、代表にも入れる。最大の力を尽くしたい」。今季から導入しているアフロヘアーも、日曜日に、アフロの店長がいるという美容室に出向き、調整してきた。「表彰台に乗りたいというのもあって。(個人総合の)全日本、NHK杯では乗れないけど、今回はチャンス。だからもう一回、(アフロパーマを)かけてもらってきた」と、力強く話した。
昨年は団体戦のメンバーとして中国に敗れ、悔しい思いを味わった。「ここで僕じゃなかったら、去年の悔しさを違う人間が晴らすことになる。自分たちでやりたいんで」。アフロに負けない雄大な演技で、切符をつかみ取る。