シンクロ混合・足立スペイン熟女に闘志
世界選手権(7月開幕、ロシア・カザン)で正式種目化されたシンクロナイズドスイミング混合デュエット代表が22日、スペインオープン出場のため成田空港から出発した。女子の足立夢実(26)=国士舘シンクロク=は、現役復帰したスペイン代表のヘマ・メングアル(38)との対戦に「負けたくない」と闘志を燃やした。
安部篤史(トゥリトネス)との男女ペアとして初の海外大会に臨む足立は、「試合で場数が踏める。どれくらい点が出るか楽しみ」と期待を込めた。
混合デュエットのフリールーティン(FR)には、日本以外にスペインが出場する。12年に引退した北京五輪2種目銀メダルのメングアルが、19歳の男子選手との年の差ペアを組んで立ちはだかる。
ライバルの現役時代を知る足立は、「すごく活躍していて、情熱的な印象がある。混合デュエットという新しいカテゴリーで対戦できるのは光栄」と試合を心待ちにした。
自身も13年に一度引退しているだけに、「お互いに一度引退して復帰した者同士。ブランクは私の方が短いので負けたくない」。
2児の母となった38歳のラテン系“熟女”との戦いに闘志を燃やした。