バレー協会、新会長に木村憲治氏 ミュンヘン五輪金メダル

 日本バレーボール協会は23日、都内で理事会を開き、1972年ミュンヘン五輪男子代表で金メダルを獲得した木村憲治氏(69)を新会長に選出した。任期は2年。木村氏は中大から松下電器(現パナソニック)に進んで選手、監督として活躍し、2010年から日本バレーボールリーグ機構の会長を務める。

 新会長は記者会見で「会長になるとは全く思っていなかった。赤字解消を目指したい」と財政再建を誓った。日本協会は11年の公益財団法人化以降、赤字が4期続く。さらに「今期もマイナス9500万円の赤字予算。ビーチバレーが重いのは事実」とビーチバレー事業の見直しを示唆した。

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