柔道の世界選手権男子代表が出発 海老沼らスペイン、リオへ
柔道の世界選手権(8月・アスタナ=カザフスタン)男子日本代表が2日、スペインとリオデジャネイロでの合宿に向けて成田空港から出発し、4連覇を狙う66キロ級の海老沼匡(パーク24)は「探り合いになると思うが、本番前に外国人選手と組んでおきたかった」と意気込みを語った。
海老沼は4月下旬に左肩を負傷し、本格的な稽古を2週間前に再開したばかり。「今はかけられる技が少ない。右手をうまく使わなければいけない」と話す。2年ぶりの王座奪還を目指す73キロ級の大野将平(旭化成)は「階級にこだわらず、強い選手と競り合う感覚を養う」と意気込んだ。