白鵬、連勝も2日連続の1分超え相撲
「大相撲名古屋場所・2日目」(13日、愛知県体育館)
35度目の優勝を目指す横綱白鵬(30)=宮城野=は、東前頭2枚目高安(田子ノ浦)の攻めを受け切って連勝スタート。胸を合わせて組み相手の出方をうかがうと、土俵際、のどわ、投げをすかして、最後は送り出した。
初日の宝富士(伊勢ケ浜)に続く、1分を超える相撲に「攻めすぎず、守ってタイミングをはかってさばいた。最終的に受けながら守るのが横綱の相撲ですから。最後に前に出られている。ボチボチじゃないの」と、貫禄の表情で語った。
善戦した高安は出稽古の際も評価していた相手。白鵬は「もっと稽古しなきゃダメなんじゃないの。夏巡業でかわいがってやる」と、口も滑らかだった。