安藤忠雄氏、16日にも会見 批判浴びる新国立問題で
新国立競技場の建設問題で、デザインの採用を決めた審査委員会で委員長を務めた建築家の安藤忠雄氏が、16日にも東京都内で記者会見する方向で調整していることが14日、分かった。関係者によると安藤氏が会見を希望しているという。
新国立競技場は総工費が2520億円に膨らんだことが批判を浴び、イラク出身の女性建築家、ザハ・ハディド氏がデザインした2本の巨大アーチが巨費の原因とされている。安藤氏は決定時に「インパクトが決め手」と選考理由を説明したが、事業主体の日本スポーツ振興センター(JSC)が7日に開いた有識者会議は欠席していた。