「大相撲名古屋場所・4日目」(15日、愛知県体育館)
2場所ぶり35度目の優勝を目指す横綱白鵬(宮城野)は前頭筆頭の佐田の海(境川)を寄り切りで下し、初日から4連勝。初日、2日目は1分を超える相撲だったが、3日目からは速攻での完勝劇。4日間で一番かと問われると「そう言われたらそうだね。そういうこともある」と笑い、状態が上向きの様子。
通算勝ち星を歴代5位、現役1位の924勝とし、モンゴルの大先輩・旭天鵬(友綱)に並んだ。「何と言ってもテレビで見ていた人だからね。まだ同じ土俵に上がっているのは感慨深い」と、かみしめるように話した。