鶴竜 白鵬との直接対決「やるしかない」

 「大相撲名古屋場所・14日目」(25日、愛知県体育館)

 横綱鶴竜が大関豪栄道を寄り切りで下し、2敗をキープして横綱白鵬との千秋楽直接対決へ望みをつないだ。豪栄道は8勝6敗。

 なかなか立ち合いが合わず、3度目でやっと立つと豪栄道のいい形になったが鶴竜が横綱初Vへの執念を見せた。まわしを引きつけ、頭を付けて食らいついた。

 鶴竜は「もろ差しを許しましたが、頭をつけていたので落ち着いて取れました。明日はやるしかありません」と、1敗の白鵬との対戦へ意欲をたぎらせた。白鵬が勝てば2場所ぶり35回目の優勝、鶴竜が勝てば優勝決定戦となる。

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