白鵬2場所ぶり35回目Vへ1敗キープ
「大相撲名古屋場所・14日目」(25日、愛知県体育館)
横綱白鵬が大関稀勢の里を寄り切りで下して13勝目を挙げ、1敗で単独首位をキープした。2場所ぶり35度目の優勝に王手をかけ、大関豪栄道を寄り切り2敗を守った横綱鶴竜(井筒)と千秋楽で対戦する。
前日、鶴竜を破って勢いに乗る稀勢の里を気迫で一蹴した。立ち合い左を張ると、右を差し一気に土俵外に持って行った。
「昨日、立ち遅れたのできょうはしっかり当たろうと。それが結果、良かった。一直線で手も足も出ていい相撲だった」と納得の一番を振り返った。
優勝争いは鶴竜と2人に絞られ、千秋楽は鶴竜との直接対決。「あす頑張ります」と、短い言葉に決意を込めた。勝てば優勝が決まり、負ければ鶴竜との優勝決定戦となる。