サニブラウン初のシニア世界大会へ気合
22日に開幕する陸上の世界選手権(中国、北京)に出場する日本代表が6日、東京スカイツリータウンで結団式を行った。
史上最年少で代表入りを果たした男子短距離代表で、ガーナ人の父を持つサニブラウン・アブデル・ハキーム(16)=城西大城西高=は、初のシニア世界大会へ、気合十分。「まだ実感はないが、凄い選手がそろっているし、ワクワクが止まらない。いい経験をして、今後に生かせれば」と、笑顔で話した。
世界ユース選手権では100、200メートルの2冠を達成。200メートルではウサイン・ボルトの持っていた大会記録を更新する20秒34をマークした。ただ、そのタイムでも、今季世界ランクは49位。それでも伸び盛りの“怪物”は「ベストを更新して、1本でも多く走りたい」。計り知れないポテンシャルを世界にぶつける。