サーフィン、狙うはスノボのような革命
2020年東京五輪・パラリンピックにおける開催都市が提案できる追加競技選定に向け、組織委員会による各競技団体へのヒアリングが7日、始まった。国際オリンピック委員会(IOC)が重視する若者への人気種目としてダークホース的な存在となっているサーフィンは、冬のスノーボードの再来を目指す。
国際サーフィン連盟のアグェレ会長は98年長野五輪から採用され、現在では五輪の人気種目となっているスノーボードの例を挙げ「スノーボードのようにサーフィンが夏季五輪に革新をもたらす」と、力を込めた。
先日世界最高峰大会の全米オープンで、日本人の18歳、大原洋人が初優勝。プロサーファーの大野修聖は「歴史を塗り替えるニュース。東京五輪でのメダル獲得にも大きな希望を与えてくれた」と、アピールした。
ヒアリングは8日まで行われる。追加競技は9月末までに組織委員会によって選定され、国際オリンピック委員会に提案される。