競泳男子で6月末に右肘を骨折し、世界選手権を欠場した萩野公介(東洋大)が、日本学生選手権(9月4~6日・浜松市総合水泳場)で実戦に復帰することが10日、分かった。100メートル、200メートルの背泳ぎにエントリーした。
東洋大の平井伯昌監督が「万全には遠い状態で、来年のリオデジャネイロ五輪のことを考えると休んだ方がいいのかもしれないが、チームのことを思って出てくれる」と語った。
萩野は世界選手権に向けたフランス合宿で、練習会場に移動する際に自転車で転倒して負傷した。7月上旬に緊急帰国し、全治約2カ月と診断された。