競歩も惨敗、陸上ニッポン早くも暗雲
「世界陸上選手権・競歩男子20キロ」(23日、北京)
男子20キロ競歩が行われ、期待された日本勢は藤沢勇(ALSOK)はゴール直前で失速し14位。高橋英輝(富士通)は48位、期待された世界記録保持者の鈴木雄介(富士通)は途中棄権に終わり、完敗となった。
世界ランク1位の鈴木、同4位の高橋、同6位の藤沢を揃え、複数のメダルも期待されていた“エース種目”だったが、夏のタフなレースに対応できず、16年リオデジャネイロ五輪代表に内定する入賞すらも生まれなかった。
今大会の日本選手団の目標はメダル1、入賞6だが、メダルの本命種目でまさかの入賞0に終わった。今大会は初日に男子マラソンで藤原、前田が惨敗。男子100メートルのエース高瀬が予選落ちなど早くも陸上ニッポンに暗雲が漂ってきた。