「陸上世界選手権・男子やり投げ」（２４日、北京）
予選が行われ、日本歴代２位の８６メートル８３の記録を持つ新井涼平（２４）＝スズキ浜松ＡＣ＝が３投目に８４メートル６６をマークし、初出場で決勝進出を決めた。
スタンドで両親が見守る前で、気合を最高潮に高めた新井が投じたやりが一直線に伸びた。自動的に予選を通過できる８３メートルの黄色いラインを大きく越え、堂々の決勝進出を果たした。
同種目の日本選手の予選通過は、五輪、世界選手権を通じて日本選手初のメダリストとなる銅メダルを獲得したチームの先輩、０９年ベルリン大会の村上幸史以来。
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