ボルト200mで4連覇!10個目の金
「陸上世界選手権・男子200メートル」(27日、北京)
男子の200メートル決勝が行われ、世界記録保持者のウサイン・ボルト(ジャマイカ)が、19秒55で4連覇を達成。金メダルの数は、自身が持つ大会単独最多を更新する通算10個目となった。
ジャスティン・ガトリン(米国)は19秒74の2位。100メートルに続いて、僅差でボルトに敗れて銀メダルだった。銅メダルは19秒87のジョボドワナ(南アフリカ)が獲得した。
196センチ、86キロの大きな体で躍動。ボルトがまたしてもガトリンとの競り合いを制した。6レーンに入ったボルトは上々のスタートを切ると、そのままガトリンとの一騎打ちに。デッドヒートとなったのは一瞬、終盤で一気に抜け出した。
ゴール後にはシューズを脱ぎ、はだしになったボルト。ジャマイカの国旗をスカーフのように首に巻いて、ゆっくりと歩きながらスタンドの歓声に応えた。
23日に行われた男子100メートル決勝では、ボルトが向かい風0・5メートルの条件下、9秒79で2大会連続3度目の優勝。ガトリンは9秒80で2位だった。