白紙撤回、海外メディアも注目 「よろめく東京五輪」

 【ソウル、ニューヨーク、ロンドン共同】2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムが1日に白紙撤回されたことは、海外にも波紋を広げた。各国メディアの扱いは大きく、関心の高さをうかがわせている。

 「出だしから致命的ミス」と電子版のトップページで報道したのは韓国紙、朝鮮日報。東京五輪は「相次ぐ悪材料でよろめいている」と指摘した。

 米紙ニューヨーク・タイムズは電子版で、盗用疑惑に世論の非難が高まり、大会組織委員会が抗しきれなくなったと伝え、エンブレム問題が新国立競技場の整備計画撤回に続く「大きな不祥事」になったと結論付けた。

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