前園真聖 東京五輪エンブレム問題苦言
サッカー元日本代表でタレントの前園真聖(41)が2日、都内で米映画「ワイルド・スピード SKY MISSION」のDVD発売記念イベントに登場し、2020年東京五輪のエンブレムの撤回や新国立競技場の白紙問題について苦言を呈した。
佐野研二郎氏自身は模倣を否定しているものの、エンブレムの撤回問題について前園は「世界が注目する大会で任されて。自分のアイデアを出してほしかった」と持論を展開。自身も1996年、米・アトランタ五輪に日本代表のキャプテンとして出場しているだけに「マイナスの話題が先行しているので、元アスリートとして悲しい」と残念な思いを語った。
実際、競技や選手よりもエンブレム、スタジアムの話題が断然多い現状に「頑張ってるスポーツを取り上げてほしい。プロじゃない方もたくさんいるので、そういった人たちや競技を注目して、知っていただければ」と真剣なまなざしで訴えかけていた。